就航地空港情報 | 仁川国際空港 | 空港サービス | スマート韓国&乗り継ぎ旅行術 | 手荷物/ お忘れ物
ホーム > 空港情報 > 新・韓国旅行の教え! > 第1回(後編)
予約ガイド
 
韓流ドラマの制作現場を訪ねる(後編)

キムジョンハク・プロダクションの統括ディレクター。数多くのテレビドラマをプロデュース。現在は、監督や出演者を支えるマネジメント業務を指揮している。  www.kjhprp.com
契約条件はいろいろ
編:
俳優が所属するプロダクションとの契約はどうなっているのですか。
パ:
以前はかなりいいかげんにやっていました。人間関係が大切ですから、韓国内ではトラブルはほとんどありませんでした。口約束でも履行しなければ、次から仕事はありませんから。『悲しき恋歌』の主役はもともとクォン・サンウとソン・スンホンのダブルキャストでした。2年前に契約を交わしてスケジュールを押さえていました。ところが、例の徴兵問題(ソン・スンホンの徴兵逃れが発覚したこと)起きてしまいました。我々制作会社としては、入隊を2カ月くらい遅らせてその間に撮影を済ませてしまおうと考えていたのですが、世論がそれを許しませんでした。結局、配役の変更をしたのですが、こういったケースでは責任問題にはなりません。ある意味不可抗力ですから。少ないですが、揉めるのは勝手な理由によるドタキャンなどですね。俳優本人よりもマネージャーなど周りのスタッフとトラブルことが多いです。
編:
コンテンツや権利を売る場合の契約はどうなのですか。
パ:
最近はコンテンツを外国に販売するケースが多くなり、きちんと契約書を交わしています。特に外国の会社との間では契約書が大切です。弊社には契約関係の専門部署があります。
編:
日本側との契約はどんな感じなのですか。
パ:
たとえば『美しき日々』の場合、ソウルにやってきた日本人が倉庫で眠っていたビデオを見て気に入り、日本での放送が決まりました。契約内容は先方にお任せみたいな感じでした。それから韓国ドラマブームになって、『悲しき恋歌』のときは、日本での販売権を著作権管理会社に売ってしまいました。ですから、フジテレビがどのような契約をしたのか弊社ではわかりません。『悲しき恋歌』の写真を貸してほしいという問い合わせが日本からたくさんきますが、日本での販売権を持っている会社に連絡してもらうよう案内しています。
編:
日本で販売されている韓国ドラマにはよく『インターナショナル・バージョン』と書かれていますが、オリジナルとはどこが違うのでしょう。
パ:
ドラマの内容自体は同じですが、挿入歌やBGMなどをカットしたり差し替えたりしています。というのも、著作権に関して韓国での使用しか許可されていないからです。また、古いドラマになると、使用契約を交わしていないものもあり、日本ではそのまま販売できないのです。以前の韓国では著作権の管理がいいかげんで、好きな音楽を勝手に使っていました。そのへん、日本の放送局は厳格で、ドラマ中で使用されている欧米の楽曲等について使用料の管理がどうなっているのか細かくチェックされました。あるドラマは、日本へ売るために著作権関係をクリアにしたところ、日本への販売額よりも著作権使用料の方が多くなってしまいました。
ギャラが高騰している
編:
俳優のギャラがどんどん上がっているそうですが。
パ:
以前に比べたら雲泥の差です。はっきりした金額は申し上げられませんが、日本とほぼ同様と考えていただいてよいかと思います。以前は制作費の15%くらいがギャラでしたが、現在は40%以上に跳ね上がっています。相場が決まっているので、ギャラのパーセンテージを下げるには、役者の人気で視聴率を稼ぐのではなく、コンテンツのおもしろさで視聴者を引きつけるようにしなければなりません。実際、ここ数年間に放送された人気ドラマは、結果的に著名俳優が出ていた最近は俳優や女優の方も、ギャラが高いだけでは出演をOKしてくれません。ストーリーがよくて制作環境が整っているのを条件にしています。
編:
それは大変ですね。制作スタッフのギャラには影響しないのですか。
パ:
ほかの会社は知りませんが、弊社の場合はプロデューサーもディレクターもADも全員自社の社員です。弊社から下請けのプロダクションに丸投げしたりすることもありません。質のよいものを作るにはスタッフの待遇も大切です。ちなみに、3~5人の採用枠に対して500人以上の応募があります。
編:
これからはどんなドラマを作る予定なのですか。
パ:
日本の有名ドラマ『白い巨塔』の韓国版を制作します。秋から撮影に入る予定です。逆に、弊社が制作したドラマのリメーク版を作りたいという希望が日本側から来ています。ドラマだけでなく、映画の企画も進行しています。我々は小さな放送局を目指して頑張っています。
旅行情報
『美しき日々』で待ち合わせの場所として登場するのが、Nソウルタワー横の八角亭。夜はライトアップされ恰好のデートスポットになっている。Nソウルタワーの展望室から眺める夜景もおすすめ。『悲しき恋歌』ではソウル新羅がロケ地としてよく使われた。韓国観光公社本社地下には韓流エンターテインメントホールがあり、韓流スターやドラマロケ地の最新情報がゲットできる。最近大人気なのが『MBC楊州文化村』だ。ドラマ『大長今』の撮影セットがそのまま残されてテーマパークとなっている。
★スカイパス会員特典付きおすすめホテルサイト → オクトパストラベル | アップルワールド | JHC | 旅ニジュウイチ |