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2008年はビジネス界にとって、注目すべき一年でした。石油価格は過去最高となるまで高騰。その後、年末には下落を見せました。米国の金融危機の影響が世界経済全体に及び、世界中が不景気に巻き込まれました。外国為替レートも振幅の大きい不安定な一年でした。この難局において、大韓航空も燃費の上昇と外国為替レートの変化により、経費の増加が起こり、993億KRWの営業損失を計上しました。そのような困難を前に、大韓航空は新規需要の開発に全力を注ぎ、売り上げベースの拡大に取りくみました。結果、営業収益は大韓航空40年の歴史においてはじめて10兆KRWを超え、前年比16%の伸びを記録しました。
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旅客輸送部門において、大韓航空はミュンヘン、タシケントおよびミラノへの新路線を就航し、ヨーロッパ15ヶ国18都市を結ぶネットワークを完成しました。また、ブラジル・サンパウロへの路線を再開し、南米市場への復活も果たしました。貨物輸送部門ではウズベキスタン・ナボイへの路線を就航したほか、ナボイ空港を中央アジアのハブ空港として確立するというウズベキスタン政府の計画にも積極参加しています。ナボイ路線の就航は、ウズベキスタン政府の計画成功に向けた重要な一歩となっているのです。
これらの事業を通して、大韓航空は、企業として未来に向けた基盤を固めただけでなく、経済、社会および環境における価値を調和させための取り組みを積極的に行い、持続可能なマネジメントに向けたあらたなパラダイムを構築しました。実際、各方面のステークホルダーに対し、企業として責任を果たすための努力は、広く認められています。たとえば、大韓航空は国際航空運送協会の商業貨物輸送世界ランキングにおいて5年連続でトップの座につき、日本能率協会によるランキングでは「グローバル顧客満足」部門において旅客輸送航空会社第1位となりました。また、機内食はPAXインターナショナルマガジン誌で「航空会社によるすばらしい機内食サービス」賞を受賞したほか、韓国農林水産食品部からも賞賛を受けました。食品の安全性をより確かなものにするために、仁荷大学と共同で食品安全性リサーチセンターを設立し、機内食の品質と安全性を高める努力を行っています。
企業としての社会責任についても忘れてはいません。大韓航空では環境の保護に責任をもって取り組み、他組織とも協力しながら透明で倫理的なマネジメントを実行しています。2007年に国連グローバル・コンパクトに加盟して以来、人権、労働基準、環境、腐敗防止にかんする10原則の遵守を誓っています。2008年6月には「スカイチーム企業社会責任宣言」を採択し、地球温暖化と化石燃料の枯渇問題に対応するための環境政策を実施しています。地球温暖化の主要原因である二酸化炭素の排出量削減のため、大韓航空ではより燃料効率のよい、環境に優しい次世代型航空機への変換を行い、また燃料消費を縮小するためのより効率の高い営業手順の開発にも取りくんでいます。さらに、モンゴル・バガノール地区や中国・クブチ地区など気候変動による砂漠化が進む地域での緑化プロジェクトなどの持続可能な開発への参加も毎年拡大しています。文化振興としては、ルーブル美術館や大英博物館、エルミタージュ美術館など世界有数の施設における韓国語サービスの支援を行っています。
大韓航空にとって、創立40周年となる2009年はまさに重要な年となります。
本年、大韓航空は経済、社会、環境面での努力をさらに広げるためのマネジメント活動を追求し、大韓航空およびステークホルダーのためのあらたな価値の創造機会を模索します。さらに明るい未来を目ざして、これまでの40年の輝かしい歴史からさらに素晴らしい次の40年へとつなげる大きな一歩を踏みだす大韓航空とともに、ぜひみなさまも旅だってみませんか。
みなさまのご支援に感謝いたします。
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