伝統サウナは汗蒸幕
日本の蒸し風呂とはだいぶ違う韓国のサウナ。伝統的なのは汗蒸幕(ハンジュンマク)と呼ばれるドーム状のサウナで、これは中で薪を焚いたあとの熱を利用します。中はものすごく暑くて、麻袋をかぶって入らないといられないぐらい。スッカマという、やはり中で薪を焚くサウナもあって、こちらは汗蒸幕よりは湿度が低めで入りやすいです。
スーパー銭湯のようなチムジルバン
汗蒸幕はチムジルバンと呼ばれるスーパー銭湯のようなサウナ施設で持っている所もあります。チムジルバンでは、いろいろなサウナは多目的室に面して設置されているのが普通です。この多目的室はオンドル床。たいていテレビもついていたりして、皆、サウナで熱くなったら多目的室へ戻ってゴロゴロしてくつろぎ、しばらくしてまたサウナへ入る、を繰り返してのんびりくつろぐのが通常の利用法。眠くなったら仮眠室で休むこともできます。
サウナはTシャツと短パンで利用
日本と韓国ではサウナ利用法がちょっと違います。一番違うのは「服を着たまま利用する」というところ。正確に言えば「裸では入らない」ということなんですが、入口で、中で着る専用のTシャツと短パンを借りて、それに着替えて入るんです。だから入口と更衣室、お風呂は男女別でもサウナは男女一緒に利用します。カップルやファミリーでの利用も、よく見かけますよ。

韓国のサウナには、健康によいといわれるファント(黄土)を壁や天井に塗りこめたサウナやマイナスイオン効果があるといわれる玉のサウナ、岩塩がザクザク敷き詰められたサウナなど、工夫をこらしたサウナがいろいろあります。岩塩はかなり熱くなっていますけど、疲れがすーっと取れていく感じがあります。

そのほかにもマッサージを受けられたり、リーズナブルな料金で食事ができる食堂があったり、インターネット接続されたPCが使えるコーナーや、フィットネスマシンを置いている施設もあったりして、安い料金で一日中いられるのも魅力。疲れたなと思ったら、ちょっと病みつきになりそうなソウルのチムジルバンでサウナ三昧。ソウル滞在の新しい楽しみのひとつにどうでしょう?