就航地空港情報 | 仁川国際空港 | 空港サービス | スマート韓国&乗り継ぎ旅行術 | 手荷物規定 | 新・韓国旅行の教え!
ホーム > 空港情報 > 新・韓国旅行の教え! > ソウルのアート事情
予約ガイド
 
キムダルジン美術研究所所長。美術雑誌記者、国立現代美術館勤務を経て、現在、自ら立ち上げた研究所にて展覧会情報誌「Seoul Art Guide」の発行、アートコンサルティング事業などを行っている。http://www.daljin.com/
エリアで選ぶソウルのアートスポット
編:
ソウル市内のギャラリーや美術館には、必ずといっていいほど「Seoul Art Guide」 が置いてありますが、どのような冊子なのでしょうか?
キ:
ソウル市内とその近郊の美術館・ギャラリー約250箇所の展覧会情報を掲載している無料月刊誌です。基本的には韓国語表記ですが、主要展覧会に関しては会場とアーティスト名を英語併記しているので、日本人をはじめとする外国人観光客にもご活用いただいているようです。
編:
ソウルに250箇所の美術館とギャラリーがあるとのことですが、韓国の現代美術における特徴などはありますか?
キ:
70年代はモノクローム絵画に、80年代は韓国の社会情勢と深く関連した民衆美術、というようにかつては時代ごとに大きな流れがありました。しかし、90年代からは枠組みにとらわれない多様な表現形式が展開されるようになり、現在は個々の作家に共通点を見出すことが難しくなっています。また、ジャンルも絵画や彫刻などだけではなく、インスタレーションやビデオ、コンピューターを利用したメディアアートなど実にさまざまです。
編:
ソウル市内にはギャラリーの密集地がいくつかあるようですが、どの辺りでしょうか?
キ:
もっともギャラリーが集中しているところといえば、伝統雑貨のお店が多く、観光地としてもよく知られている仁寺洞です。メインストリートには「インサ・アートセンター」や「ガナ・アートスペース」といった大きなギャラリーが目につきますが、脇道を入ったところにも小さなギャラリーが点在しており、その数はなんと100軒近くにのぼります。ギャラリーの数が多い分、有名無名問わず、様々なアーティストの作品を鑑賞できるのが仁寺洞の特長だといえるでしょう。ショッピングがてら、ふらりとギャラリーに立ち寄ることができるので、観光客にはおすすめエリアです。 また、仁寺洞から徒歩5分ほどの距離にある景福宮の周辺、三清洞には近・現代美術を扱うギャラリーが軒を連ねています。中でも韓国切っての有力ギャラリーである「ギャラリー現代」と「国際ギャラリー」は世界的トップアーティストの企画展が開催されることで知られています。つい先日まで「ギャラリー現代」では、韓国の重鎮、金煥基(キム・ファンギ)、金昌烈(キム・チャンヨル)、日本の現代美術にも多大な影響を与えた李禹煥(イ・ウファン)の3人展が行われていました。
編:
仁寺洞と三清洞は近い距離にあるので、同じ日に観光するといいかもしれませんね。
他にはどこがありますか。
キ:
ソウルの中心地、光化門周辺は美術館エリアになっています。韓国現代美術の展覧会を精力的に行っているソウル市立美術館、国立現代美術館の本館である徳寿宮美術館、日本の写真家、荒木経惟の個展を開催したこともあるイルミン美術館、そしてソウル歴史博物館もこの周辺です。 このようにソウルのアートスポットはエリアごとによって若干性格が異なります。観光の際に参考にしてください。
美術館巡りおすすめコース
編:
美術館巡りをしたい観光客へのおすすめのコースはありますか。
キ:
ソウルには「美術館巡回バス」が走っています。仁寺洞と北漢山の麓にあるギャラリー街、平倉洞を結ぶバスなのですが、途中、三清洞付近にあるアートソンジェセンター、金煥基の作品を所蔵している煥基美術館といった主要美術館を経由するので、時間をかけていろんな美術館を巡りたいという方にはぜひ利用をおすすめします。
編:
平倉洞はソウル中心部と離れており、交通も不便なので「美術館巡回バス」を使うといいですね。予約は必要ですか?
キ:
いいえ、予約の必要なく誰でも乗車できます。仁寺洞の「インサ・アートセンター」が発着点になっており、1000Wで1日何度でも乗り降り可能です。ただし、1日3本しか走っていないので、停留所で時刻表をよくチェックするようにしてください。
編:
限られた時間の中で、優れた作品をたくさん見たいという方へのおすすめコースはありますか。
キ:
その場合は忙しくあちこち周らず、コレクションが充実した大きな美術館1箇所にしぼるのがいいと思います。美術作品はゆったりとした気持ちで鑑賞しないと、心に響きませんからね。一昨年、南山の麓にオープンしたサムスン美術館「Leeum(リウム)」は、国宝を含む陶磁器や仏画などの韓国伝統美術品から、近・現代美術作品に至るまでが一堂に会しています。また、Leeumの建物は建築界の巨匠、マリオ・ボッタ、ジャン・ヌーベル、レム・コールハースの3人が手がけたものです。美術はもちろん、建築物に関心のある方にもおすすめです。
旅行情報
韓国にはビルを建てる際、絵画や彫刻などのアート作品を設置しなければならない「建築物美術装飾制度」という法律がある。このため、ソウルの街を歩いていると、至るところにパブリックアートを目にすることができる。代表的なものは光化門駅付近の興国生命ビルの敷地内に巨大にそびえるアメリカ現代美術作家、ジョナサン・ボロフスキーの作品「ハンマーを打つ人」。また、鍾路タワーには、韓国で最も注目を集めているアーティスト、崔正化(チェ・ジョンファ)の作品、乙支路のロッテ百貨店本店向かいにあるSKテレコムビル1階には世界のメディアアーティストの作品が不定期に入れ替わりながら展示されている。
★スカイパス会員特典付きおすすめホテルサイト → オクトパストラベル | アップルワールド | JHC | 旅ニジュウイチ |