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予約ガイド
 

釜山在住作家。市民参加型インターネット新聞「オーマイニュース」で連載していた釜山紀行を1冊にまとめたフォトエッセイ「映画のように面白い釜山(原題)」(サンジニ出版社)が好評を呼んでいる。

映画都市、釜山
photo編:
ご自身の著書に「映画のように面白い釜山」がありますが、どのような本ですか。
キ:
釜山の風景や歴史、文化、伝説などを写真とともに紹介した旅行記です。韓国には釜山について詳しく書かれた本がいくつかあるものの文献的なものが多く、もっと気軽に読めるような釜山紀行本があれば、という思いをずっと持っていました。そこで、映画をみるような、もしくは小説を読むような感覚で楽しんもらえる紀行エッセイを出版したのです。
編:
釜山といえば韓国第二の都市ですが、どんな街ですか。
キ:
韓国最大の港町であり、美しい浜辺や新鮮な魚介類が有名なことは皆さんもよくご存知だと思います。また、毎年10月にアジア最大級のシネマフェスティバル「釜山国際映画祭」が開催され、世界の優秀作品はもちろん、韓国内外のトップスターたちが集結する文化都市でもあります。
編:
ご自身の著書本でも、観光地を紹介する際に映画の話しがよく登場しますね。
キ:
特に10月の釜山は映画一色だといっても過言ではありません。また、釜山は映画祭だけでなく、映画のロケ地としても有名なので、釜山の見どころを紹介する時には、映画の話しが必須というわけです。
編:
具体的にはどんな映画が釜山で撮影されたのでしょうか。
キ:
韓国で観客数800万人を越えたチャン・ドンゴン主演の「友へ チング」は釜山でオールロケが行われました。映画の中では、チャガルチ市場や国際市場、龍頭山公園など釜山の観光地がたくさん登場します。また、ウォンビン主演の「マイブラザー」も釜山がメインで撮影されました。ウォンビンと相手役のイ・ボヨンが海岸でデートをするシーンがありますが、そのロケ地は機張群(キジャングン)の海岸です。また、カンヌ国際映画祭でグランプリを授賞した「オールドボーイ」も一部釜山ロケが行われました。主人公のオ・デス(チェ・ミンシク)が餃子を食べる、映画のキーポイントともいえる場面を覚えておられるでしょうか?あのシーンは草梁洞(チョリャンドン)のチャイナタウンで撮影されたものなのです。このほか、日本でもおなじみのチョン・ジヒョン主演の「猟奇的な彼女」や「僕の彼女を紹介します」、パク・シニャン主演の「ビッグ・スィンドル」などにも釜山の風景が登場します。このように釜山のロケ地は挙げればきりがないのですが、映画撮影によく使われるほど、釜山には絵になるスポットが多いということです。 また、釜山の繁華街、南浦洞にはPIFF(Pusan International Film Festival)広場という映画館の密集地があります。釜山を訪れたら、ここで韓国映画を楽しまれるのもいいかもしれませんね。この通りには、世界の映画関係者たちのハンドプリンティング(手形)が埋め込まれています。きっとここを歩くだけでも、釜山が映画の街であるということを感じていただけるでしょう。
釜山の絶景スポット
photo編:
著書本では釜山ならではの絶景スポットも数多く紹介されておられます。中でもイチオシはどこですか。
キ:
私がもっともオススメしたいのは、機張郡(キジャングン)にある「海東龍宮寺(へドンヨングンサ)」です。1376年に建立された名刹で、ここはなんと東海岸の岸壁に位置している‘韓国でもっとも海に近いお寺’なのです。この境内から見渡す海は何とも表現しようのない美しさです。また、お寺の入口から境内までへは、108の煩悩を忘れられるという108階段を降り、波打ち際に架けられた半月橋を渡るのですが、こちらからの眺望も非常に素晴らしいですね。海東龍宮寺は海に囲まれた釜山だからこそ堪能できる名所だといってもいいでしょう。
編:
海東龍宮寺を訪れるのにいい時期などはありますか。
キ:
いつ訪れてもその季節ごとの景色が楽しめます。特に観光客でにぎわうのは、境内全体に堤灯が灯される旧暦4月8日(お釈迦様の誕生日)で、提灯の明かりが映える夜景が有名です。また、個人的には満月の夜もおすすめです。月明かりに照らされた海東龍宮寺、月の光が反射する海・・、まるで幻想の世界にいるような気分が味わえるのです。釜山に旅行に来られた際は、海東龍宮寺の美しい景色をぜひ体験していただきたいですね。
旅行情報
アジア映画の発展を目的に設立された「シネマテック釜山」では、これまで釜山国際映画祭に出品された世界各国作品のビデオ数千点が所蔵されており、一般人が無料で鑑賞することができる。また、釜山国際映画祭をはじめとする各国の映画祭パンフレットや映画雑誌、書籍、映画の台本なども無料閲覧できるほか、上映室では世界各国のインディペンデント映画の上映が行われている(プログラム日替わり、観覧有料)。
住所:釜山市海雲台区佑1洞1393-1 
電話:+82-51-742-5377
★詳細 http://cinema.piff.org/(韓国語のみ)
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後半へ続く