 |
 |
2007年、高騰を続ける石油価格は世界経済を泥沼に陥れ、すでに経済回復の遅延に苦しんでいた韓国経済はサブプライムローン問題によりさらに窮地に追い込まれました。こうした経営の危機にもかかわらず、大韓航空は6368億ウォンの営業利益、107億ウォンの純利益からなる8812億ウォンの営業収益を獲得することができました。この輝かしい結果は、中国や東南アジアなど発展途上市場への路線拡大や、海外とのビジネスネットワークの充実などを通して収益性 |
の高 い部門の売上率を向上し、為替レートや金利を考慮したリスクマネジメントに力をいれるなど利益源を充実させるという積極的な努力が実を結んだものだといえます。
大きな成長を続けるなかでも、大韓航空は経済、社会そして環境における価値を総合的に考慮する持続可能なマネジメントの維持に誠実に取り組んでいます。
持続可能な企業の成長には、経済的責任を単に追究するだけではなくさらに多くのことが求められます。大韓航空ではこのことをよく理解し、地域社会や環境に対する責任を全うすべく、環境や社会システムの保護を目指して設計された倫理マネジメントや透明なマネジメント、共有マネジメントなどの活動を実施しています。2007年7月、大韓航空は国連のグローバル・コンパクトに参加、コンパクトが提唱する人権や労働、環境、汚職対策のための10原則を採用したことにより、この取り組みは一層強固なものとなりました。
これに加え、大韓航空は株主のみなさまやビジネスパートナーと呼んでいるサプライヤ企業、お客さま、従業員、そして地域のみなさまを含む利害関係者のみなさまとパートナーシップを結び、みなさまと共有するよりよい未来のためのビジョンを広くお伝えしています。同時に、大韓航空では信望に値する企業市民として、社会への貢献を充実させ、また従業員にも社会奉仕への積極的な参加を推進することを通して、社会的責任を全うしていきます。
さらに、大韓航空は環境保護に力を入れて取り組んでいます。
現在、大韓航空では日常のビジネス活動において環境マネジメントを推進しています。温暖化や化石燃料の枯渇などの環境問題への理解の徹底から、航空業界における根本的な変化を呼びかけています。大韓航空もこれらの問題を抱えていますが、変化こそ改善への手段であると強く信じています。また、旧式の航空機を燃費効率がよく、二酸化炭素排出量も控えめの環境にやさしい次世代型航空機と入れ替えることもすすめています。
また、燃料を節約するための運営手順も開発しました。気候変動を食い止めるためのこれらの努力を通して、大韓航空はクリーンでクリアな空の旅の維持に献身しています。
大韓航空の2008年度持続可能性報告書は、当社が経済、社会、環境にかんして取り組んできたイニシアティブの内容と結果を記載した文書で、GRIガイドライン(G3)に従って作成されたものです。
|